①ひとり起業

(4)自分のファンを作ろう

はじめ先生
はじめ先生

前の記事では、売るための第一歩として「自分に興味を持ってもらう」というステップの必要性を説明したね。

アリス
アリス

はい。

具体的には、自分のSNS・ブログ・電子書籍を作っておいて、「こんなことをやっています」と伝えておくと良いんですよね。

そうだね。

ただし、興味があるだけではまだ「買いたい」とはならないので、次のステップが必要になるよ。

たしかにそうですね。

次のステップは、どういったものでしょうか?

それは、「自分のファンになってもらう」ということだよ。

なるほど~

「興味」から「ファン」へのランクアップが必要なんですね!

そうそう。

そこで重要なのが、SNS・ブログ・電子書籍の「中身」になる。

そうですよね。

結局は、どんな内容を発信しているかが重要になりますよね。

SNS・ブログ・電子書籍などは、自分のことをより深く知ってもらうためのメディア(情報発信媒体)という位置づけになる。

そこで、自分の得意なことや価値観などを発信しておくと良いね。

その内容が、相手の役に立ったり心に響いたりすれば、自分のファンになってもらえるというわけですね。

さて、ここで注意しておきたいことが2つある。

一体何でしょうか?

それは、次の2つだよ。

①自分の商品・サービスの話はほとんどしない。

②全ての人に好かれようとしない。

順に説明をお願いします!

まず①ですが、ここでもまだ商品の話はしないんですね。

相手が「興味」を持っているだけの段階だと、商品の話を出すのはやっぱりまだ早いんだよね。

たしかに、そのくらいの段階で商品の話がガッツリ出てきたら、よほど良さそうなものでない限り一歩引いてしまいそうな気がします。

それだと、せっかく興味を持ってもらえたのにもったいないよね。

だから次のステップは、

商品ではなく自分自身のことを深く知ってもらい、まずは自分のファンになってもらう」

ということなんだ。

なるほど、納得です。

ただし、実際に商品やサービスを購入してくれた人からの「お客様の声」は入れても良いね。

それなら、商品に興味を持ってもらえるきっかけにもなるので。

了解です!

では次、②についてお願いします。

「全ての人に好かれようとする」というのは、ビジネスにおいて一番やってはいけないことなんだよ。

これは裏を返すと、「誰にも嫌われない当たり障りのない内容」になってしまうからだね。

たしかにそうですね。

当たり障りのない内容では、読者の心が動かないですよね。

そうそう。

これだと、せっかく興味を持ってくれた人からも「意外と普通の人だなー」と思われてしまう。

当然ファンを作ることもできなくなる。

それもまたもったいないですね。

そうならないためには、自分らしさを100%発揮できる自己表現というのが必須になるよ。

それって、例えば「自分の意見をはっきり言う」みたいなことですか?

そうだね。

一般論ではなく、時に賛否が分かれるようなはっきりとした意見を主張することが大事だね。

そこは、ちょっと勇気がいりそうなところですね。

最初のうちは特にそうかもしれないね。

ただ、人は皆ぞれぞれが違った経験をしていて、その出来事から固有の価値観が形成されるので、絶対に正しいことも絶対に間違っていることもそもそも無いと言っていい。

たしかにそうですね。

自分と意見が合わない人は離れていくけど、反対に意見が合う人とは距離がもっと近くなる。

この仕掛けによって、「興味」から「ファン」へのランクアップが可能になるよ。

興味をもってくれた人たちを更にふるいにかけて、濃いファンだけが残るようにするわけですね。

そうだね。

この過程を経て自分の濃いファンになってくれた人なら、こちらから商品を売り込む必要はなくなるよ。

それなら、「どうすれば売れるか?」という悩みからは解放されそうですね。

ここまでが、SNS・ブログ・電子書籍などのメディアを使って自分のファンを作る集客法の概要になる。

次は、商品の作り方についても話しておこうか。

あ、商品の作り方も気になります。

よろしくお願いします!

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