④コーチング技術

価値観は過去の出来事から形成される

※この記事は未完成です

アリス
アリス

それでは前回の続きをお願いします!

はじめ先生
はじめ先生

OK!

まず前回の内容を整理すると、アリスは

「期待に応えなきゃ、自分は認められない」

という価値観がありそうだということが分かったね。

そうですね。

この価値観があるから、自分は無意識のうちに無理をしてしまうということが分かりました。

では、「どうすればその価値観を変えることができるか?」をお伝えしていこう。

はい、そこがとっても気になります。

そのためには、まず「原因の特定」が必要になる。

今アリスが持っている価値観は急に出てくるわけではなくて、必ず原因があるんだ。

たしかに原因はあるはずですよね。

いったい何だろう・・・

実は、価値観が作られる原因は「過去の出来事」にあるんだよ。

自分に起きた過去の出来事をたどっていくと、

「期待に応えなきゃ、自分は認められない」

という価値観が形成されたきっかけが見つかるということですか?

そうそう。

人によって対象は違うけど、例えば

「勉強やスポーツなどで親の期待に応えようとしてきた」

という人は、こういった価値観を持っている場合があるよ。

言われてみると、私は勉強に関してそうだった気がします。

それが現在の自分の行動にも影響しているんですね。

そうだね。

過去の出来事によって形成された価値観が、無意識の行動パターンを作り出すんだ。

そして、それがアリスの目の前に起こる現実に繋がっているんだよ。

過去の出来事 ⇒ 価値観 ⇒ 現実

という順に作られていくんですね。

分かりやすく整理してくれたね。

イメージとしてはこんな感じになるかな。

分かりやすいですね^^

重要なポイントがあって、それは

「③現実を変えたいなら、②自分の価値観までさかのぼって変えるのが効果的」

ということだよ。

この図を見れば、価値観を変えることの重要性がよく分かります。

他の例を挙げてみよう。

「ダイエットをして痩せたいのに、なかなか上手くいかない」

という人がいるよね。

あー、いますね。

「どうしても間食がやめられない」とかで失敗しちゃう人ですね。

こういう人は、ダイエットの方法を変えたとしても、だいたい失敗に終わってしまう。

どうしてだと思う?

ここで、価値観の問題になるんですかね?

そうそう。

このような人は、無意識の部分においては

「失敗することに何らかのメリットがある」

という価値観を持っているんだよ。

失敗するメリットって何でしょう・・・?

例えば、「失敗したときの方が親に心配してもらえる」という経験をしてきた人は、その後の人生でも無意識のうちに失敗することを選んでしまったりするんだよ。

なるほど。

そういう人にとっては、成功よりも失敗の方がメリットがあると定義されているわけですね。

そうだね。

もちろん、本人は「成功したい」と思って取り組んでいるんだけど、潜在意識の方で知らず知らずのうちに失敗を引き寄せてしまうんだよ。

納得できました!

何か上手くいかない現実があるとしたら、「過去の出来事がきっかけで作られた価値観」が原因となっているんですね。

うん。

あとは、「その価値観をどうやって変えるのか?」が問題だよね。

あ、そうですね。

原因が特定できても、それを解消できなきゃ現実は変わらないですよね。

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