では、前回の続きを。
はい、お願いします!
まずは復習から。
「いつの時代もニーズがある鉄板の4ジャンル」
は覚えているかな?
はい、この4つのジャンルですね。
《A》お金や仕事
例:投資、副業、起業
《B》人間関係
例:恋愛、結婚、コミュニケーション
《C》健康や美容
例:食事、ダイエット、アンチエイジング
《D》心や精神
例:占い、カウンセリング、コーチング
OK!
あとは、ビジネスの組み立て方の3つの手順も確認しておこう。
①自分が得意な事をフロントエンドにする。
②フロントエンドの購入者が持っていそうな、他の悩みや興味を考える。
③自分がやりたい事で、②も満たせる事をバックエンドにする。
前回は①の解説でしたね。
フロントエンドの役割である「尊敬と信頼の獲得」のため、ここには「得意な事」を持ってくるのが良いというお話でした。
うん、バッチリだね。
今日は、①~③の例を具体的に色々考えてみよう。
はい、お願いします!
まずは僕の事例から。
【はじめ先生の事例】
①「株式投資の教材」をフロントエンドに。
②株をやる人の中には、FXに興味がある人もいる。
③「FXの個別指導」をバックエンドに。
「どうやってフロントエンドからバックエンドに繋げるか?」
にあたる②の部分が、腕の見せ所って感じがしますね。
そうだね。
ここを工夫すれば、自分がやりたい事に繋げやすくもなるからね。
あ、例えばこんなのはどうでしょう?
【例1】
①「株式投資の教材」をフロントエンドに。
②株をやる人の中には、投資の元金をもっと増やしたい人がいる。
③「起業で自由に稼ぐ方法」をバックエンドに。
いいね!
「株⇒お金の悩み」と範囲を広げて、起業という一歩先の提案に自然に繋がっているね。
やったー^^
次は、ジャンルをずらした例をお見せしよう。
【例2】
①「出会いアプリの攻略法」をフロントエンドに。
②婚活をする人の中には、結婚した後のお金の心配をしている人がいる。
③「起業で自由に稼ぐ方法」をバックエンドに。
なるほど~
フロントエンドでは恋愛、バックエンドではお金ということか。
なかなか面白いでしょ。
今度は、悩みをより深く掘り下げる例を。
【例3】
①「SNS集客の方法」をフロントエンドに。
②集客をしたい人の中には、ライバルとの差別化に悩む人がいる。
③「ライバルとの差別化ができる電子書籍の作り方」をバックエンドに。
わー、すごい!
本当に工夫次第で色々な事ができるんですね。
今度は、アリスの得意な事をフロントエンドにして①~③を考えてみよう。
私が得意な事として思い浮かぶのは「料理」ですかね~
ジャンルで言うと《C》の「健康や美容」が近い気もしますが、私が料理するときってそんなに健康面に注意してるわけでもないんですよね(笑)
なるほどね。
1つ質問なんだけど、アリスが作った料理を誰かに褒められた経験はあるかな?
あ、それなら彼氏に褒められたことはありますね。
そっか、じゃあ「恋愛」の要素とくっつけてフロントエンドにできるかもね。
なるほど!
では、こんな感じでどうでしょう?
【例4】
①「彼氏の胃袋をつかむ和食のレシピ」をフロントエンドに。
②彼氏のために料理が上手くなりたい女性の中には、恋愛に自信がない人がいる。
③「ありのままで愛される自分になれる婚活コーチング」をバックエンドに。
すばらしい!
とっても良いと思うよ。
本当ですか!?
パッと思い付いただけなんですけど、実際ビジネスとしていけそうですかね?
あ、1つ言い忘れてたんだけど、実際に稼げるビジネスになるかどうかはこの段階では「分からない」としか言えないんだ。
売れるかどうかは、世の中に発信してみて初めて分かることだから。
そっか。
頭の中で考えてる段階では、需要があるかどうかは絶対に分からないんですね。
そうなんだよ。
「これはイケる!」と思って販売したサービスが意外と売れないことってよくあるんだ。
逆に「ちょっと微妙かな」と思って世に出してみたら、意外と大ヒットするケースもあるし。
学校の勉強のように正解が決まっているものではないということですね。
そうだね。
色々な実験と失敗を経て成長することで初めて
「自分が無理なく稼ぎ続けられるビジネス」
を見つけることが可能になるよ。
自分に合った稼ぎ方を創るわけだから、正解は1人1人違っていて当然ですよね。
うん。
そして、今までの人生で経験してきたことは全てビジネスのヒントになる、と言うこともできるね。