①ひとり起業

(3)売るための最初のステップ

はじめ先生
はじめ先生

まず、アリスに1つ質問をしよう。

集客は何のためにするものかな?

アリス
アリス

それはもちろん、商品やサービスを売るためですよね?

正解!

「そりゃそうだ」って感じだよね(笑)

はい(笑)

たしかに「売るため」というのは間違いではない。

ただし、注意しなきゃいけないことがあるんだ。

一体何でしょうか?

それは、「売りたい」という意識が強い人は、絶対に集客が上手くいかないということ。

絶対に上手くいかないんですか?

どうしてでしょう?

「売りたい」という意識が強い人は、すぐに自分の商品の話をしようとしてしまうからだよ。

なるほど~

たしかに、売りたい意識が強い人は、押し売りのような印象を与えてしまいそうですね。

そうそう、逆の立場で考えてみよう。

よく知らない営業マンが何の脈絡もなく自社の商品の話をしてきたら、どう感じるかな?

「この人、私に買わせようとしているな」って思います(笑)

間違いなく警戒心を抱くでしょうね。

そうだよね。

このように「買わせようとしてる」と感じた相手から「ぜひ買いたい」と思うことはないよね?笑

まったくその通りですね。

売り込もうとした時点で、完全に逆効果になりますね。

なので、自分の商品やサービスを売りたいなら、「売ろうとする」という考えは捨てることが必要になるよ。

「売りたいなら、売ろうとするな」って感じですかね。

なんだか難しそう(笑)

日本語の意味的には矛盾してるよね(笑)

はい(笑)

一体どうすればいいんでしょうか?

「売ろうとする」のではなく、「自然に売れてしまう」という状態を作ると良いんだよ。

なるほど、そういう考え方にすればいいんですね。

では、「自然に売れてしまう」状態を作るための最初の一歩は何だと思う?

うーん、何だろう・・・

自分から売りに行かないスタイルにしなきゃいけないから、「相手から興味を持ってもらう」ということですかね?

まさにその通り!

相手が自発的に興味を持つというステップを最初に用意できなければ、こちらから何を提案しても絶対に成約することはできないんだよ。

そういえば、知らないお店にフラっと入ったりすることがありますが、それも興味を持つことがきっかけですもんね。

そうだね。

なので、次の質問は「どうすれば興味を持ってもらえるのか?」ということになる。

そういうことになりますね。

特にこのブログの場合は「自己表現が苦手な人が、相手から興味を持ってもらうには?」ということですよね。

そうそう。

ここでは「交流会で知り合った人に興味を持ってもらう」という目標で考えてみよう。

アリスだったらどうする?

となると、このブログのように、自分の考えが表現されているものを事前に用意しておいて、LINEを交換した後にURLをお伝えするのが良さそうな気がします。

うん、それでOK!

その場の会話だけだと時間が限られているから、そこではブログの紹介を簡潔にしておく。

あとはURLを伝えれば、興味を持ってくれた人は記事を読んでくれるようになるよね。

ブログが名刺代わりになるような感じですね。

そうだね。

直接会っていない期間も、記事を通してこちらの考えや価値観に触れてもらえるから、コンセプトを決めてしっかり作り込めば大きな効果があるよ。

分かりました!

ところで、ブログの他にも名刺代わりに使えるツールはありますか?

ブログ以外なら、TwitterやYouTubeなどの各種SNSかな。

LINEの自己紹介スペースやタイムライン投稿も良いと思う。

あと、少しハードルは上がるけどKindleの電子書籍出版とか。

どれも無料で取り組めるから自分に合う方法をチョイスすると良いよ。

電子書籍でも、出版してるというだけで興味湧きそうですよね。

でも、たしかにハードルは高そう(笑)

電子書籍は紙の本ほどの文字数は要らなくて、例えばブログ記事を10記事まとめて出版するといったことが可能だから、やってみると意外とできちゃうよ。

そうなんですね!

それなら、私もやってみたくなってきました(笑)

ぜひやってみるといいよ。

電子書籍については、また機会があれば話すことにしよう。

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