こんにちは、アリス。
今日は、心の課題を見つける方法をお伝えしていくよ。
よろしくお願いします!
まずは一言で言うと、
「理想は●●なのに、現実は▲▲になってしまう」
という現象を、自分に起こっている出来事の中から探すんだ。
なるほど。
理想と現実のギャップの中から、心の課題を見つけるというわけですね。
そうだね。
もう少しだけ具体的に表現してみよう。
①本当は●●したいのに、なかなか●●できない
②本当は●●したくないのに、ついつい●●してしまう
③イヤな出来事
④他者を見て羨ましいと感じる事
だいたいこの4つのお題から、課題を探っていくことができるよ。
少しイメージしやすくなった気がします。
さっそく1ついいですか?
うん、いいよ。
私は仕事で頑張り過ぎて疲れちゃうことがありますね。
「お客さんの期待に応えたい」っていう想いからなんですけど、気が付くと無理し過ぎてると感じることがあります^^;
となると、②かな。
「本当は無理したくないのに、ついつい無理してしまう」みたいな。
そうですね!
あと、④も入ってるんですよ。
職場の同僚が良い意味で手を抜くのがうまくて、そんなに無理してる感じでもないのに、ちゃんと仕事で成果出してて評価もされてるんです。
なるほど。
ということは、①の言い方もできそうだね。
「本当は程よく手を抜きたいのに、なかなか手を抜けない」とか。
本当だ、面白いですね!
そうだね。
なので「①~④のどれに当てはまるか」はどうでもよくて、理想と現実のギャップを見つけるためのお題と考えてもらえると良いね。
なるほど、分かりました!
では次、
「何故なかなか現実が変わらないのか?」
について話していこう。
お願いします!
アリスはさっき「お客さんの期待に応えたい」と言っていたね。
これが実は正確ではない可能性がある。
え、どういうことですか?
ここでは、仕事以外のケースも含めて考えてほしいんだけど、
「期待に応えない自分はダメだ」
っていう感覚はあるかな?
あー、それありますね!
言われてみると
「期待に応えなきゃ、自分は認められない」
っていう感じがします。
ということは、アリスの中では
《A》期待に応える自分・・・・価値がある
《B》期待に応えない自分・・・価値がない
といった意味付けになっているんだよね。
たしかにそうですね。
だから、《A》を無意識のうちに選んでしまうのか。
そうそう。
《B》の状況を選択することに恐れがある、と言っても良いだろうね。
なるほど、納得です。
でも本来は、相手の期待に応えるかどうかは自分の自由でいいはずだよね。
もし期待されたとしても、自分がやりたくなければ断ってもいいわけで。
たしかに、本来はそうなんですよね。
頭では分かっているんですけど、気が付くと無理している自分がいます(笑)
なので、アリスの中の「期待に応える」ことの意味付けを変えると、無理してしまう自分から解放されるようになるよ。
例えば、こういう考え方に変わることができたらどうかな?
「自分の価値は、期待に応えるかどうかには関係ない」
「自分が期待に応えたいときだけ、自分が無理しない範囲で応えれば良い」
そうなれたら、とっても良いと思います!
そうだよね。
こういうふうに変われれば、「期待に応えなきゃいけない」で埋まっていた心に余白ができる。
なので、改めて自分が本当にやりたい事が見えるようにもなるよ。
なるほど。
私が言っていた「期待に応えたい」というのは、本当にやりたい事ではないというわけですね。
正確には、やるべきだと思っている事、やる必要があると思っている事ですね。
そうそう。
なので、人が言う「●●したい」は、心の奥まで探っていくと実はウソ願望だったりすることも多いんだよ。
よく分かりました!
あとは「実際どうやって意味付けを変えるか?」が気になります。
そうだよね。
これについては、また次の記事で解説していこう。